「SDの方が安全」と思い…受験生らの情報紛失 4697人分の願書など

東京都教育委員会は19日、都立鷺宮高(中野区)の男性主任教諭(59)が受験生ら延べ4697人分の願書や調査書といった個人情報が入ったSDカード2枚を紛失したと発表した。現時点では2次被害は確認されていない。
都教委によると、主任教諭は入学者選抜業務のデータ処理を担当。本来は学校が認証した外付けハードディスクにのみ保存すべきデータをSDカードに保存して紛失した。基本的に校外に持ち出しておらず、「SDカードの方がデータ損壊の危険がなく安全」と考え保存したという。
10月25日に自身の机を整理して紛失に気づき、校長に報告した。前任の都立日野高(日野市)でも別のSDカードにデータを保存し、それも紛失していたことも分かった。
紛失したSDカードには、2014~17年度に日野高に応募した2224人分と、16、18~20年度に鷺宮高に応募した2473人分の氏名や中学での成績、入試の得点などが含まれているという。【竹内麻子】