校長ら教職員10人感染の小学校、児童7人も感染…交流あった中学校は臨時休校に

新潟県柏崎市は23日、市立荒浜小学校の児童7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同小ではこれまで、校長ら教職員の感染が判明しており、桜井雅浩市長は同日、記者会見を開いて校名を公表した。同小と、交流があった市立松浜中学校の2校は24日から臨時休校が決まっている。県内ではこのほか、新潟、妙高市の男女6人の感染が判明。県内の感染確認者は計313人となった。
柏崎市などによると、感染が判明した荒浜小の児童は10歳未満~10歳代の男女7人。いずれも軽症か無症状だという。複数のクラスに所属しており、20日に感染が判明した教員の濃厚接触者だった。同小では既に50歳代男性校長ら教職員10人の感染が分かっており、同小関係者の感染数は計17人となった。
同一学校の児童や教職員の間で感染が拡大している事例は、県内で初めて。県健康対策課の志田憲一課長補佐は「全容が判明していないのでクラスターかは断定できない」と慎重な口ぶりだが、桜井市長は「クラスターと判断できると思う」と説明。「大切な子どもたちを預かる教育現場で、生命を脅かす結果を引き起こし、非常に遺憾だ」と述べた。
同小と松浜中の間では、教職員の合同研修などの交流事業が行われていたといい、市は2校を24日から臨時休校にする方針を示していた。同小の全校児童ら関係者約260人に対するPCR検査が進められており、23日までに約140人分の結果が判明した。残る約120人の検査結果は24日に判明する予定。
県内ではこのほか、新潟市東区の20歳代無職女性、同市中央区の50歳代女性医療機関職員、妙高市の60歳代女性介護施設職員、20歳代男性公務員の感染も分かった。男性は上越市役所の職員で、女性介護施設職員の家族だという。
施設関係者の感染が多数判明している新潟市西区の介護老人保健施設「ケアポートすなやま」では、入所する90歳代以上女性と80歳代女性の陽性も新たに判明。同施設の感染は入所者50人、職員5人の計55人となった。2人はPCR検査で一度陰性と判断されたが、熱などの症状が出たため、再検査をしたところ陽性だった。いずれも軽症という。