【独自】「アショア」レーダー本体は転用しても改修不要…イージス艦建造を軸に検討

防衛省が、導入を断念した地上配備型迎撃システム「イージスアショア」のレーダー(SPY7)本体について、イージス艦や海上施設などに転用しても改修は不要で、技術上の問題もないとの調査報告書をまとめたことが24日、わかった。
SPY7を巡っては、イージス艦などに搭載すると、ミサイル迎撃の精度が低下するなどの問題が生じるとの懸念が出ていた。SPY7以外のシステムも「一部を変更すれば、問題なく作動可能」と結論づけた。同省は今後、技術上の問題がなかったとして、イージス艦建造を軸に検討を進める。
報告書の試算によると、イージス艦と同等の機能を持つ艦船の建造費は2400億~2500億円以上で、イージス艦並みの自己防護機能を備えた海上施設は2300億~2800億円以上だった。