東京・池袋で4月、乗用車にはねられ松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が死亡した事故で、真菜さんの夫で会社員の男性(33)が20日、運転者を厳罰に処するよう求める署名39万1136筆を東京地検交通部に提出し、速やかな送検と起訴を要望した。
男性はその後、東京都内で記者会見し、「ここまで協力していただけて、驚きと感謝の念に尽きない。皆さんの思いを持って、裁判に臨みたい」と述べた。賛同や応援する手紙も2万~3万通届いたといい、「同じ思いをする人が出ないようにつなげていくことが、僕にできることという思いを改めて強くした」と語った。
真菜さんの父の上原義教さん(62)=沖縄県=も「一人一人にお礼をしたい」と初めて記者会見に同席した。声を詰まらせながら、「最愛の娘と孫だった。悔しい気持ちでいっぱい。全国の皆さんの励ましで、今日まで生きてくることができた」と感謝を口にした。
男性は7月、「加害者がしかるべき処分を受けることが、再発防止につながる」として署名活動を開始。当初は8月末を期限としていたが、賛同者の要望で9月15日までに延長していた。【山本有紀】