中国産のウナギを国産と偽って販売したとして、大阪府警は2日、大阪市平野区の食品販売会社「活喜」と同社の元従業員の男性(63)を不正競争防止法違反(虚偽表示)などの疑いで書類送検した。
男性は20年以上、ウナギの加工に携わっていたといい、「私が焼けば、中国産でもおいしいと言ってもらえる自信があった」と供述している。
送検容疑は7~9月、大東市内のスーパーで、中国産のウナギのかば焼きに「鹿児島県産」のシールを貼るなどして販売したとされる。「新型コロナの影響で外食が減った分、売り上げが増えることを期待した」と容疑を認めている。
生活環境課によると、男性はスーパーの売り場担当として仕入れや販売を会社から一任されていた。2019年7月ごろから偽装を始めたとみられ、20年9月までに約1200匹の中国産ウナギを国産として販売していたという。【森口沙織】