まさか自分が… コロナ感染から復帰の町長が伝えたいこと 北海道・平取

新型コロナウイルスに感染し、療養していた北海道平取町の遠藤桂一町長(62)が7日、公務復帰に際し、毎日新聞の取材に応じた。遠藤町長は感染防止を徹底していたといい、陽性と聞いたときは「まさか」と思ったという。
遠藤町長は11月18日に公用車で札幌に出張。その後、運転手の感染が確認されたためPCR検査を受けたところ、同30日に陽性と診断された。道内の首長の感染は初めてだった。同居している妻(62)も陽性だった。
症状は軽かったが、不整脈の持病があったため大事をとって12月1日から日高管内の指定医療機関に入院。3日に退院し、自宅で療養していた。この間、観光や農業など政策に関わる本を読んでいたという。
町は総合計画見直しに関する町長と町民の意見交換を延期し、町議会は定例会の開会を1週間ずらして23日からとした。周辺自治体との事務組合議会の日程は調整中だ。
遠藤町長は毎日2回検温し、外出時はマスク着用を欠かさず、自宅と役場の往復という生活で防止策を徹底していた。しかし、陽性と判明。症状は鼻がつまり、少しせき込むぐらいだった。「濃厚接触者だった人たちが皆、陰性でほっとした。かなり気を付けていても感染することがあることを知ってほしい」と語った。【平山公崇】