「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品で小麦アレルギーを発症したとして、購入した20人が販売元の悠香(現悠香ホールディングス、福岡県)など3社に計2億8000万円の損害賠償を求めた訴訟は18日、3社が解決金として計1億1680万円を支払うことなどで大阪高裁(石原稚也裁判長)で和解が成立した。
原告側弁護団によると、和解条項には3社が社会的、道義的責任を認め、被害に対し遺憾の意を表明することも盛り込まれたという。
原告らは2012年に一斉提訴。一審大阪地裁で19年3月、計約4200万円の賠償が認められたが、金額を不服として控訴していた。
東京高裁でも18日、20~70代の男女23人と3社の和解が成立。3社が解決金として計約1億3400万円を支払う内容で、被害救済東京弁護団は「3社に製造物責任が認められたに等しく、勝訴的和解だ」と評価している。
[時事通信社]