常軌逸した上振れ・算定が大ざっぱ…大阪万博の建設費、市議から批判続々

2025年大阪・関西万博について集中的に審議する大阪市議会の特別委員会が18日、開かれた。最大約1850億円に膨らむことが判明した万博の会場建設費について、市議から「常軌を逸した上振れだ」などと批判が相次いだ。
会場建設費は当初約1250億円と想定されていたが、1周2キロある環状の大屋根の整備に約170億円増の約350億円がかかるほか、人件費高騰も加わり、最大約600億円の増額が判明。市の負担分も約100億円増の約300億円となるという。
委員会では、自民市議が「安易に上振れを容認すべきではない」、公明市議も「当初の算定が非常に大ざっぱ」と批判。松井一郎市長は「詳細な設計図がある中での試算ではなかった。指摘は

真摯
( しんし ) に受け止める」と釈明した。当初想定額の範囲で設計変更すべきだとの指摘もあり、松井市長は「そういう考え方もあるが、世界中の人を感動させる施設を作りたいという思いで完成した図面だ」と述べ、負担増への理解を求めた。