21日午前7時45分ごろ、福島県相馬市尾浜の鵜ノ尾埼灯台沖約18キロの海上で、相馬双葉漁協所属の船から「無人の船が漂流している」と、同漁協に連絡があった。
漁協から通報を受けた福島海上保安部が調べたところ、漂流していたのは同漁協所属の「昇栄丸」(4・8トン、2人乗り)で、船長の品川栄さん(69)=相馬市=が船から南西に約2・5キロの海上で浮いているのが見つかり、病院に運ばれたが、死亡が確認された。また、同僚の相馬市の30代男性が乗っていたが、行方不明となっている。
メバル刺し網漁の船で、21日未明に出港したらしい。発見時、エンジンがかかったままだったという。午前8時ごろの相馬港の気温は1・6度、南南西の風2・1メートル。同海保がヘリコプターや巡視船などで捜索を続けている。【柿沼秀行】