宇宙航空研究開発機構(
JAXA
( ジャクサ ) )は24日、探査機「はやぶさ2」のカプセルの中から、昨年7月に実施した小惑星リュウグウへの2回目の着地時に採取した石を確認したと発表した。リュウグウの地中にあった可能性があり、今後詳しく調べる。
カプセルには、試料を収める小箱が入っている。小箱は、着地ごとに採取した試料を分けるため、三つの部屋に区切られている。
JAXAが今月21日、2回目の着地時の試料を収めた部屋を開けたところ、黒い石が多数入っており、1センチ・メートル近い大きなものもあった。これまでに確認された1回目の着地時の石や砂粒は、大きいもので5ミリ・メートル程度で、今回の試料の方が明らかに大きいという。
JAXAは2回目の着地に先立つ昨年4月、金属の塊をリュウグウに打ち込んで地中の物質を露出させた。今回の試料には、これらが混じっている可能性がある。
地中の物質は、太陽光の熱や宇宙線などの影響を受けておらず、約46億年前の太陽系初期の情報を多く残していると考えられている。採取できていれば、世界初の快挙となる。