日本海側を中心に断続的に降っている大雪で、秋田県横手市では6日、県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊員による除雪作業が始まった。横手市では積雪が1・5メートルを超え、7日から再び大雪となる恐れがあり、積雪による建物倒壊の危険を訴える住民も少なくない。
横手市立栄小学校ではこの日、陸自隊員約40人が午前9時から雪かきにあたった。高瀬典穂校長(59)は「校舎は木造なので、これ以上積雪が多くなればつぶれる危険を感じていた。自衛隊が来てくれて、大変助かりました」と話していた。小学校は冬休み中で、14日から始まる予定。
横手市をはじめ秋田県の内陸南部では平年比の4倍以上となる積雪が観測され、屋根からの落雪などで80人以上の人的被害が発生している。このため県は5日、大雪では15年ぶりとなる災害派遣を陸自に要請。倒壊の恐れがある高齢者宅など約5000世帯の雪下ろしや除排雪などを依頼した。陸自は約100人を派遣し、人力で作業しているという。【工藤哲、松浦吉剛】