新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏を対象に発令見込みの緊急事態宣言に関連し、和歌山県の仁坂吉伸知事は6日、記者会見を開いて首都圏への往来を控えるよう県民に呼び掛けた。関西広域連合が同様の要請をしており、連合長の仁坂知事が改めて県民に徹底を訴えた。
政府は7日にも東京都など1都3県に緊急事態宣言を発令する見込みで、関西広域連合は5日、「関西・府県市民緊急行動宣言」を採択。4都県への往来▽感染が拡大している地域への不要不急の外出▽成人式などの前後の会食――を自粛するよう求めた。
緊急事態宣言について、会見で仁坂知事は「あんなにはやっているので、首都圏を対象にしてやるのは妥当だ」と理解を示した。その上で、首都圏への往来や成人式前後の大人数での会食を控えるよう改めて呼び掛けた。式典そのものについては「感染リスクはそんなに高くないと思う」と述べ、開催の可否は各自治体の判断に任せるとした。
年末年始から県内の感染者が急増していることにも言及。感染拡大地域からの帰省や会食を通じて感染者が増えているとの認識を示し、「従来通り保健医療行政が(接触者を追って)必死に食い止めているがあまり楽観できない。普段の生活でも感染リスクが高い行動はやめてほしい」と呼び掛けた。【木原真希】