絶滅危惧種のトモエガモ 長野・松本城に飛来

国宝・松本城(松本市)のお堀に、絶滅危惧種の渡り鳥でカモ科のトモエガモが現れ、野鳥愛好家の話題になっている。
全長約40センチで、カルガモより小さい。雄は顔に黒や白、濃緑、黄色の羽毛によるともえ形の模様が入っていることから名付けられた。シベリア東部で繁殖し、アジアの温帯地域で越冬する。日本には冬鳥として渡来するが、個体数が少なく、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類。
写真を撮影した日本報道写真連盟会員の松下幸男さん(73)によると、姿が確認できたのは雄1羽で、水面を泳いだり、頭部を背中の羽毛に入れて休んだりしていた。松下さんは「初めて見たが、緑色の羽毛が朝日に輝き、きれいだった」と話した。【武田博仁】