副業サイト・オンラインゲームで苦情増加 外出自粛で利用機会多く

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、かながわ中央消費生活センターに寄せられるインターネット通販に関する苦情相談が増えている。外出自粛の影響とみられ、副業サイトやオンラインゲームなどのウェブサービス、健康食品に関する苦情相談が多いという。
同センターによると、2020年4~9月に寄せられたインターネット通販に関する苦情相談は2206件で、前年同期比で31・5%増えた。月別でみると、7月が438件と最も多かった。また年代別では50代が502件と最多で、40代443件▽60代295件▽30代258件――と続いた。
相談内容別で最も多かったのは、副業サイトやオンラインゲームなどのウェブサービスで435件。健康食品420件▽化粧品184件▽マスクなどの保健衛生商品87件――と続く。
副業サイトは「『話を聞くだけ』『メールで相談に乗るだけ』などの広告を見て登録した後、登録料や手続料を次々と請求された」といったトラブルに巻き込まれた例が多かった。オンラインゲームは「子どもが親のスマートフォンを使って高額な課金をしてしまった」などの相談が増えているという。
こうした苦情の増加は、新型コロナの感染拡大に伴って自宅で過ごす時間が増え、ネット通販の利用者が増えたことが原因とみられる。県消費生活課の担当者は「少しでも不安や疑問を感じたら、消費生活センターに相談してほしい」と呼びかけている。相談は「消費者ホットライン」(188番)で受け付けている。【木下翔太郎】