公民、理科で得点調整の可能性=国数英の平均得点率、6割近く―共通テスト中間集計

大学入試センターは20日、初実施された大学入学共通テストの平均点の中間集計を公表した。公民と理科(2)の科目間で20点以上の差が開いたため、6年ぶりに得点調整が行われる可能性がある。複数の資料を読み解くなど、より思考力や判断力を重視した問題が出されたが、国語、数学、英語の主要科目の平均得点率は6割近かった。
センターによると、受験者の約半分に当たる約23万人分を集計した結果、国語は116.05点(満点200点)、数学I・Aは59.20点(同100点)、数学II・Bは62.85点(同)、英語のリーディングは60.35点(同)、リスニングは57.23点(同)だった。
20点以上の差が出たのは、公民の「倫理」71.76点(同)と「政治・経済」51.32点(同)、理科(2)の「生物」73.14点(同)と「化学」52.80点(同)。得点調整は、原則として平均点で20点以上の差が生じた場合に行われ、受験者数が1万人未満の場合は対象外。調整が行われれば、前身の大学入試センター試験時代の2015年以来で、共通一次時代を含めて4回目。22日に判定委員会を開いて決める。
[時事通信社]