都心の繁華街・銀座で27日、「30億円相当」というルビーの原石の盗難騒ぎがあった。商談中のトラブルとみられ、ルビーも見つかったため警視庁築地署が事件性はないと判断したが、高級ブティックなどが並ぶ一帯には規制線が張られ、周辺は一時、騒然とした雰囲気に包まれた。
築地署幹部によると、この日正午頃、中央区銀座の貸事務所から、男性の声で「30億円相当の4キロのルビーの原石が盗まれた」と110番があった。男性が通報時に「20~30歳代の2人組の男が逃走した」などと説明したため、築地署は窃盗事件の可能性があるとみて捜査に乗り出した。
だが、その後の調べで、ルビーは男性が約1年前に販売を委託されたもので、返却を求めて事務所を訪れていた持ち主の女性が、男性が席を外した間にジュラルミンケースに入れて立ち去ったことが判明。女性も見つかったという。築地署はルビーの返却を巡ってトラブルがあったとみている。