国立感染症研究所は29日、国内で流行する新型コロナウイルスについて1月初旬までの約1万6000検体のゲノム(全遺伝情報)を解析した結果、英国や南アフリカで確認された、感染性が高まるとされる変異は確認されていないとの報告をまとめた。
現在国内で流行するウイルスは、昨年3月に国内に入った欧州系統から派生した2系統が主流。この2系統のウイルスの表面にある突起部分のたんぱく質には、英国の変異株のような複数の変異はなく「ウイルスの性質を変化させるような特筆すべき変異は検出されていない」としている。【金秀蓮】