大阪府、コロナ患者用45床を民間病院で確保へ 知事「指示」は見送る方針

新型コロナウイルスの軽症・中等症者用の病床確保を巡り、大阪府は2日、民間病院で45床を新たに確保できる見通しになったと発表した。府は約30床の増床協力を求めてきたが目標を大幅に上回ったため、吉村洋文知事は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「指示」は見送る方針を明らかにした。
感染拡大で医療体制が切迫する中、府は2020年12月以降、感染者の受け入れ実績がない民間の2次救急病院に病床の提供を呼びかけたが、確保が難航した。1月中旬には、200床以上の一般病床を持つ大規模病院に対象を絞り、府病院協会と府私立病院協会に協力を再要請。対象になった全16病院が病床提供などの協力を表明し、45床の増床にめどがついたという。
吉村知事は「受け入れの裾野を広げることができた。協力に感謝したい」と語った。【芝村侑美】