家畜などの大量窃盗に絡んで入管難民法違反容疑で逮捕された群馬県太田市のベトナム人のうち、主犯格とみられる男ら3人が借金の取り立てでベトナム人男性を略取、監禁したとして、群馬県警合同捜査班は3日、営利略取、監禁などの容疑で、いずれも太田市新田上中町の無職、レ・ティ・トゥアン(39)、ブ・ホアイ・ナム(35)、フウン・ヤン・タイ(24)の3容疑者を逮捕した。
レ・ティ・トゥアン容疑者は「間違いない」と容疑を認めているが、残る2人は一部を否認している。
逮捕容疑は、昨年10月11日夜、ベトナム国籍の男性(33)を埼玉県深谷市にある勤務先の寮から連れ出して暴行、車で太田市の住居などに連行して12日夜まで不法に監禁したとしている。
男性は公営ギャンブルでベトナム人女性に20万円の借金があり、女性の依頼を受けた3人は、栃木県内に住む男性の内縁の妻=当時(19)=に小指を切り落とす画像をスマートフォンで送って「60万円持ってこい」と脅したほか、男性には60万円の借用書と車両を販売する同意書を書かせたとしている。
レ・ティ・トゥアン容疑者は昨年10月26日に家畜などの大量窃盗に絡んで県警が摘発した13人の1人。SNS(会員制交流サイト)で「群馬の兄貴」を意味するアカウントを使っておりリーダー格とされている。県警では、4回目の逮捕となる今回も指示役だったとみている。