2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、参院議員を辞職した河井案里被告(47)に対し、公職選挙法違反で懲役1年4月、執行猶予5年を言い渡した東京地裁判決(1月21日)は5日午前0時に確定する。検察側、河井元議員側の双方が控訴を見送る方針のため。公選法の規定によって河井元議員の当選は無効となり、執行猶予期間中の5年間は公民権が停止される。
一方、河井元議員の秘書による車上運動員買収事件で、広島高検が起こしている連座制訴訟は審理が続く見通し。高検側は、河井元議員に参院広島選挙区からの5年間の立候補禁止を求めている。
東京地裁判決によると、河井元議員は、夫で衆院議員の克行被告(57)=公選法違反で公判中=と共謀し、19年3~5月、広島県議4人に計160万円を渡した。【遠山和宏、志村一也】