衆院予算委員会は5日午前、菅義偉首相と全閣僚が出席し、2021年度予算案に関する基本的質疑を続行した。首相は、総務省幹部に対して国家公務員倫理法抵触が疑われる接待を重ねていたとされる長男に事実関係の詳細を確認したか問われ、「私が内容に立ち入るべきではない」として明言を避けた。立憲民主党の森山浩行氏への答弁。
この問題に関し、首相は長男と4日も電話で話したと明らかにした。ただ、事実関係の確認をしたかどうかという点については、勤務先の調査を受けた場合は事実に基づいて報告するよう改めて指示した、と説明するのにとどめた。
総務省は長男の勤務先「東北新社」が手掛ける衛星放送事業の許認可権を持つ。接待を受けたとされる同省の秋本芳徳情報流通行政局長は、会食時に衛星放送に関する話題が出たかどうか「記憶はない」と答弁した。
[時事通信社]