頻繁に釣り銭用の現金求める伝票…パート職員が疑問持ち、1600万円の着服発覚

JA梨北の子会社「りほく」(北杜市高根町箕輪)は5日、業務管理部の40歳代男性社員が売上金など計約1600万円を着服していたと発表した。同社は現在も調査を続けており、今後、刑事告訴や処分を検討するとしている。
発表によると、男性社員は2019年5月から今年1月にかけて複数回にわたって着服していた。同社が経営する「デイリーヤマザキJA梨北小淵沢店」(現在は閉店)では、売上金を過少報告して約1100万円を着服。また、同社が北杜市から管理を任されている「大滝湧水公園の釣り堀」の売上金約400万円や、りほくが運営するガソリンスタンドの釣り銭用の現金約100万円を着服していた。
同社のパート職員が、頻繁に釣り銭用の現金を求める伝票が処理されていることに疑問を持ち、発覚した。男性社員は「消費者金融から借りた金の返済や競馬などのギャンブルに使った」と話しているという。
報道陣に対し、りほくの新海毅社長は「大変な不祥事を起こしてしまい、地域やJA組合員、利用者に申し訳ない」と謝罪した。