接待問題、局長答弁で紛糾=首相長男と会食「年1回」―衆院予算委

衆院予算委員会は8日、菅義偉首相の長男による総務省幹部接待問題に関する政府側の答弁をめぐり紛糾し、審議が一時中断した。再開後、接待を受けたとされる側の一人である秋本芳徳情報流通行政局長は会食の頻度について「平均で1年に1回程度、機会を持たせてもらってきた」と明らかにした。立憲民主党の山井和則氏への答弁。
接待は国家公務員倫理法に抵触する可能性がある。山井氏は秋本氏に対し、接待の場にいたとされる昨年12月10日以前に行われた会食の回数を尋ねた。秋本氏は「(総務省の)調査を受けている最中」として回答を拒否。繰り返し追及されても「複数回、会食に行った者がいるという報道は承知している」と述べるにとどめた。
秋本氏は週刊文春の取材に「毎回ごちそうになっているわけではない」と、昨年12月10日以前にも会食したことを事実上認めている。立憲、共産、国民民主の各党は「国会では答えない、ということは許されない」(山井氏)として秋本氏の答弁に反発し、いったん退席。1時間余り後に再開された質疑では、別の日に会食に参加したと報じられた総務省の湯本博信官房審議官も頻度について「だいたい1年に1回」と説明した。
[時事通信社]