日常生活に支障が出るまでゲームを続ける状態について「精神疾患です」とした鹿児島県警サイバー犯罪対策課のツイッターに批判が多数寄せられ、同課は12日、投稿を削除した。
サイバー犯罪の手口の周知などを目的にツイッターを利用しており、10日午後に「社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか? それは『ゲーム障害』という精神疾患です」と投稿した。その後、ツイッター上で「家庭教育の範囲に警察が口だしすることは逸脱行為」といった批判が相次いだ。
世界保健機関(WHO)が2019年、日常生活や健康に深刻な影響が出る状態について、「精神疾患」と位置づけたことを受けた内容だったが、同課は「医学的な内容に関しては投稿する立場になく、不適切だった」としている。