交差点でひき逃げ 地震で信号停電の可能性 宇都宮の市道

14日午前0時45分ごろ、宇都宮市宿郷5の市道で、横断中の栃木県上三川町に住む職業不詳の男性(45)が車にはねられた。男性は腰の骨を折る重傷。車はそのまま逃走し、県警宇都宮東署は道交法違反(ひき逃げ)容疑などで調べている。
同署によると、現場は信号機のある交差点。県内では当時20万戸以上が停電しており、現場の交差点の信号も作動していなかった可能性がある。県内の停電は14日朝までに順次復旧した。
福島県と宮城県で震度6強を観測した地震で、県内では宇都宮市の30代と80代の女性、那須町の女性の計3人が転倒するなどして頭や足などに軽傷を負った。【李舜】