愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡り、多数の署名が偽造された疑いがあるとして、県選挙管理委員会は15日、容疑者不詳のまま、地方自治法違反容疑で県警に告発状を提出した。
県選管によると、各市区町村選管に仮提出された計約43万5000人分の署名のうち、8割超が同一人物が書いたとみられるなど、不正が疑われる無効な署名だったという。県選管の加藤茂委員長は「(偽造が)実際に行われていたとすれば民主主義の根幹を揺るがしかねず、看過できない」とのコメントを出した。
リコール運動を主導した美容外科医の高須克弥氏も12日、「何者かが署名簿に偽造署名を紛れ込ませた」として、同法違反などの疑いで名古屋地検に告発状を提出している。