「難関大に合格したら100万円」終了へ…市長「目新しさ薄れた」

鹿児島県伊佐市が、市内にある県立大口高から難関大学に合格した生徒に最高100万円の奨励金を支給している制度について、橋本欣也市長は19日、2021年度を最後に終了する方針を明らかにした。
21年度一般会計当初予算案に関する記者会見で説明した。同制度は、進学校としての地位の確立や生徒の進学意欲の向上を目的に14年度に導入。旧帝大などは100万円、他の国公立大(短大を除く)などは30万円を支給する。昨年度までに計56人が受け、総額は計1750万円になっていた。
終了の理由について橋本市長は「ある程度の成果は上がったものと考えているが、長くなってしまうと目新しさ、目的意識が薄れる」と説明。前市長時代にできた制度であることから「市長が交代したタイミングで考え直す時期にきている」とした。
今後、大口を含めた市内3高校の魅力向上につながる支援策を検討するという。