捜査費など盗んだ容疑で公安所属の巡査長を書類送検 福岡県警

福岡県警は20日、同僚の捜査費などを盗んだとして、公安3課所属の男性巡査長(31)を窃盗容疑で書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査長は「パチンコ代や食事代がほしかった」などと容疑を認め、同日付で辞職した。
容疑は昨年9月16日~12月28日、同県大野城市の警察施設内で、4回にわたって同僚の男性4人の机の引き出しから現金計4万5500円を盗んだとしている。このうち1万円は同僚に支給された捜査費だった。
県警によると、捜査費は封筒入りで、同僚の机から5000円が2回盗まれた。巡査長は中身が捜査費と知っていたとみられる。被害に遭った4人のうち3人は引き出しに鍵を掛けていたが、隣の引き出しに鍵を入れていたという。
現場の警察施設は、過激派の捜査や情報収集などを担当する同課が使用し、事件当時は巡査長が1人で当直勤務をしていた。今年1月に捜査費がなくなったことに気づいた同僚が上司に報告して発覚した。【比嘉洋】