栃木県足利市の和泉聡市長は26日の記者会見で、「早ければ28日にも鎮圧活動に入りたい」と初めて鎮火への見通しを示した。
6日目を迎えた山林火災は火の手が一時、織姫神社に迫った。延焼範囲は前日より約6ヘクタール拡大し、106ヘクタール。避難勧告の対象は98世帯増え、305世帯となった。
緊急消防援助隊として入った東京消防庁統括指揮支援隊、宇都宮市消防局など応援隊との連携消火は同日から本格化した。14市104人の応援要員を加えた地上消火隊は、織姫神社南、本城2(陽光台)に新たに防衛線を設け、計7カ所に各2市を配置する形で対応したという。
和泉市長は、27、28両日の空中からの消火活動次第としながらも「日曜日には地上から現場に入り、残火処理に入りたいと期待している」と述べた。足利市消防本部によると、鎮圧とは消防隊が火勢を制御し、延焼拡大のおそれが無い状態という。【太田穣】