放送関連会社「東北新社」の接待問題で懲戒処分を受けた総務省の谷脇康彦総務審議官と、辞職した山田真貴子前内閣広報官が、NTTからも接待を受けていたと週刊文春(電子版)が3日報じた。NTTは同日、「会食を行ったことは事実」とのコメントを出した。総務省は事実関係を調査する。
週刊文春によると、谷脇氏は昨年までの3年間で少なくとも3回の接待を受け、飲食代の総額は数十万円に上るという。山田氏も谷脇氏とは別に昨年6月、接待を受けたとしている。両氏との会食にはNTTの澤田純社長も出席していたという。
総務省は、菅首相の長男が勤務する東北新社の接待問題に関する調査で、国家公務員倫理法に基づく倫理規程に抵触する接待は、同社以外にはなかったとしている。谷脇氏は3日、参院予算委員会に参考人として出席し、「国家公務員倫理法に反する会食はないと認識している」と述べた。
NTTには政府が約3割出資している。NTT法に基づき、事業計画は総務相の認可を受ける必要があり、批判が強まる可能性がある。