兵庫県南あわじ市の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で飼育され、2月に24歳を迎えた雌コアラ「みどり」が、飼育下での史上最高齢コアラとして、ギネス世界記録の認定を受けた。14日に世界記録の認定式典が開かれる。(加藤律郎)
施設によると、みどりは県が豪・西オーストラリア州と姉妹都市提携を結んでいる縁で、2003年3月に州内の国立公園から贈られた。
2月1日に24歳となり、国内最高齢記録を更新したのに合わせ、ギネスワールドレコーズ(英国)に世界記録を申請。今月1日、「史上最高齢の飼育されたコアラ」と認定したと連絡を受けた。合わせて、生きているコアラとして、飼育下で世界最高齢とも確認されたという。
これまでの長寿記録は、豪・クイーンズランド州のコアラ保護区で飼われていた23歳だった。
担当者によると、みどりは人間でいうと110歳を超える「スーパーおばあちゃん」。現在も木につかまり、食欲も旺盛で、飼育員からユーカリの葉をもらって食べるなど、愛らしい姿を来場者に見せている。
認定式典は14日午後1時から、施設内の「グリーンヒルエリア」にあるコアラ館前である。ギネスワールドレコーズジャパンの公式認定員が訪れ、認定証を交付することになっており、見学もできる。
田原和彦所長は新型コロナウイルス禍を踏まえ、「暗いニュースばかりの中で明るい話題。県内は緊急事態宣言も解除されたので、感染対策を万全にして、みどりに会いに来て」と呼び掛けている。