名古屋市で2018年2月、同市中区の岡田亮祐さん=当時(28)=を誘拐して殺害、遺体を焼却したとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた元人材派遣会社社長野間裕司被告(33)の裁判員裁判論告求刑公判が5日、名古屋地裁(斎藤千恵裁判長)で開かれ、検察側は懲役30年を求刑した。
検察側は論告で、事件直前に骨を切るための多数の刃物や、殺害場所を準備したと指摘。「周到に準備し、共犯者に指示して男性を誘拐、誰にも邪魔されない状況で殺害した極めて粗暴で残忍な犯行だ」と非難した。
弁護側は最終弁論で「犯行は(野間被告以外の)男らによるもの」と主張し、無罪を訴えた。