参院広島選挙区再選挙(4月25日投開票)で、立憲民主党が野党統一候補として擁立を最終調整していた元検事の郷原信郎弁護士(66)は9日、オンラインで記者会見し「公正が期待できない選挙に自らプレーヤーとして加わることはできない」と述べ、不出馬を表明した。
再選挙は、公職選挙法違反事件で有罪が確定した河井案里前参院議員=自民党離党=の当選無効に伴うもの。同党は既に新人で元経済産業省職員の西田英範氏(39)の擁立を決め、日本維新の会、れいわ新選組なども候補者選定を進めている。
郷原氏は不出馬の理由について、案里前議員らから現金を受け取った首長らが、刑事処分を受けないまま自民党陣営の選挙活動に参加していると指摘。「本来公民権停止になるべき人たちであり、被買収者側を選挙に関わらせないようにすべきだ」と主張した。
[時事通信社]