総務省接待、NTT・東北新社両社長が陳謝…首相「家族が関係したことをおわび」

参院予算委員会は15日午前の集中審議で、総務省幹部らへの接待問題などに関し、NTTの澤田純社長と放送関連会社「東北新社」の中島信也社長を参考人招致した。両氏はそれぞれ陳謝した上、業務上の依頼について否定した。
澤田氏は「大きな迷惑と心配をかけたことを、心よりおわびする」と陳謝した。その上で、「与野党の国会議員をはじめとする各界の有識者と懇談を行っている」と説明し、「業務上の要請や、便宜を受けるという話はしていない」と強調した。また、社長就任以降の約3年間で自身が総務省幹部と3回会食したことを明らかにした。
一方、中島氏は、放送法の外資規制違反と接待問題について、「多くの関係者に多大なる心配と迷惑をかけていることを、心より深くおわびする」と謝罪した。東北新社の外資規制違反については「申請段階で外資規制違反の事実を認識していなかった」と釈明し、「二度とこのような不適切な行為が行われないよう再発防止に努めていく」と語った。担当者が株主構成に関する書類を読み誤ったことや外資規制に関する認識の誤りなどが原因という。
東北新社が行った総務省幹部に対する接待の席には、同社に勤務する菅首相の長男が出席することもあった。首相は「私自身の家族が関係したことは大変申し訳なく、おわびする」と改めて謝罪した。
また、接待問題に関連し、武田総務相は第三者による検証委員会について、今週中に設置する意向を表明した。
自民党の大家敏志、進藤金日子両氏、立憲民主党の福山幹事長らの質問に答えた。