消防士自殺はパワハラ=元上司を停職6カ月―熊本

熊本県菊池広域連合消防本部(同県菊陽町)の男性係長=当時(47)=が自殺したのはパワハラが原因だとして、同消防本部は15日、男性元上司(57)を停職6カ月の懲戒処分とするとともに、2階級降格にしたと発表した。12日付。元上司は同日付で依願退職した。
第三者調査委員会の調べによると、男性は昨年1月にうつ病を発症。同4月、元上司の名前を挙げ、「パワハラ、おどし いつもそういう事ばっかり」などと記した遺書を残し、入院先の病院で自殺した。
元上司は20年以上にわたり、24時間勤務明けの男性宅を訪問して数時間の業務指導を行ったり、業務上不要な電話を継続的にかけ、本来の業務ではない台帳整理を依頼したりしていたという。
第三者委はこうした行為をパワハラと認定。「男性には相当程度の心理的負荷が蓄積されていた」と指摘し、自殺との因果関係を認めた。
[時事通信社]