閣僚に出す「お茶が薄い、段取り悪い」同僚の右腕つかんで室外へ…軽傷負わす

閣議で閣僚らに出すお茶の濃さなどを巡り、トラブルになった同僚に暴行して軽傷を負わせたとして、傷害罪に問われた内閣官房職員の男の被告(42)(起訴休職中)に対し、東京地裁(鈴木巧裁判官)は16日、求刑通り罰金30万円の判決を言い渡した。
判決によると、被告は2019年7月29日、東京・永田町の首相官邸4階の給湯室で、閣議の開始前にお茶を出した同僚の男性に「お茶が薄い。段取りが悪い」などと注意した。その際、同僚に素っ気ない態度を取られたと感じ、右腕をつかんで室外に押し出すなどして全治2週間の軽傷を負わせた。
被告側は公判で「暴行はしていない」などと無罪を主張したが、判決は、被告自身が上司に暴行を認める説明をしていたことを踏まえ、暴行はあったと認定した。