「地面師」二審も懲役11年 積水ハウス巨額詐欺

土地所有者を装い、積水ハウスから架空の土地取引で購入代金55億円余りをだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた「地面師」グループの主犯格の一人とされるカミンスカス操被告(61)の控訴審判決で、東京高裁は18日、懲役11年とした一審東京地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
弁護側は「地主役の女が成り済ましとは知らず、有罪とした一審判決には事実誤認がある」と主張したが、平木正洋裁判長は「地主役の共犯者に書類に記載する虚偽住所を教えるなど、成り済ましによる詐欺と知っていた」と退けた。
その上で、「一審判決の判断に誤りはない」と結論付けた。