18日放送のTBS系「news23」(月~木曜・午後11時、金曜・午後11時半)で、東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡り、クリエイティブディレクターの佐々木宏氏がタレントの渡辺直美の容姿を侮辱する演出を提案し辞任したことを報じた。
今回の問題は17日に「文春オンライン」が報じて明るみになった。「文春」によると、佐々木氏は昨春、渡辺を豚に例え、「オリンピック」と「ピッグ(豚)」を掛け合わせた「オリンピッグ」というキャラクターを提案したが、演出チーム内から不適切として一蹴された。報道を受け、佐々木氏は17日深夜に電話で大会組織委員会の橋本聖子会長に辞意を伝えた。さらに18日未明に謝罪文を公表。「オリンピッグ」の演出アイデアを関係者のLINEグループに書き込んだと認め「調子に乗って出したアイデア。渡辺さんに対する大変な侮辱となる発案、発言。取り返しのつかないこと。心からおわび申し上げます。猛反省し、生まれ変わりたい」などと謝罪、撤回した。
当初は慰留の考えもあった橋本会長だったが18日に会見し「ご本人の(辞意の)思いが非常に強いと感じたので、受け入れる決意をした」と、正式に辞任に至った経緯を説明した。
スタジオで小川彩佳キャスターは「お互いのことを当たり前のように尊重できる場所、国になれるのかどうか。オリンピックを通して岐路に立たされているような気がします」と明かした。このコメントを受け、リモート出演したジャーナリストの星浩氏は、今回の問題に「開会式、閉会式はある意味ではオリンピックの思いを伝える非常に大事な場ですよね。その演出をする人がこういうことではまったく困ったことで、外国から見ると一体、日本、大丈夫かな、と。森発言に続いてですからね」と指摘した。
さらに「佐々木さん本当に誤解を解きたいと思うんであれば、記者会見を正式に開いて正式に謝罪するのが絶対に大事だと思います」とコメントしていた。