秋田市立小学校の50歳代女性教諭が今月、担任を務める学級で特定の児童への暴力をあおる発言をし、それを聞いた複数の児童が実際に腹を手でたたく暴力を振るっていたことが、市教育委員会への取材でわかった。
市教委によると、教諭は今月5日、児童間のトラブルの原因が1人の男児にあるとして、他の児童に「言いたいことがあったら伝えな。やっちゃいな」と発言した。学校の調査に対し、「言いたいことを伝えてほしいという意図だった」と説明しているという。
教諭はほかにも不適切な対応をしており、昨年5月には児童らに「嫌いな子はいるか」と尋ね、名前の挙がった児童に「これが現状だ。好かれるように頑張らないといけない」と言った。時期は確認できていないものの、発達障害が疑われる転入生には、「前の学校の子はあなたがいなくなって喜んでいるだろう」と発言したという。
これらは保護者からの抗議でわかり、教諭は今月19日に緊急保護者会で謝罪した。人事を担当する県教委は教諭の処分を検討する。