2012年7月に岡山県立岡山操山高校(岡山市)の野球部マネジャーだった2年の男子生徒=当時(16)=が自殺した問題で、県教育委員会が設置した第三者委員会は26日、監督の叱責が原因とする報告書をまとめ、県と県教委に提出した。
報告書によると、生徒は12年7月25日の練習後、監督から個別に呼ばれ叱責された。帰宅後に行方不明となり、岡山市内で亡くなった。
第三者委は報告書で、監督が炎天下のグラウンドで「きちんと仕事しろ」などと生徒を激しく叱責したことが原因と認定。監督が以前から、生徒に激しい言葉で怒鳴るなどの行為を繰り返していたとも指摘した。
また、学校や県教委が十分な調査を行わず、遺族の要望があったのに第三者委の設置に6年かかったことについて、「あまりにも遅すぎる」と厳しく批判した。
記者会見した両親は「とてつもなく長く苦しみ続けた8年間だった。結果を踏まえ、学校、県教委から詳しい説明を受けたい。その上で、私たちへの謝罪や関係者への処分をしてほしい」と訴えた。
[時事通信社]