在留資格がない外国人の帰国を徹底させる、国会審議中の入管法改正案に反対するデモ行進が5日、大阪市中心部であった。弁護士や支援者、難民申請者ら約150人が参加。新型コロナウイルス対策のため声は上げず、「入管法改悪反対」などと書かれたプラカードを手に静かに練り歩いた。
この日は入管問題に詳しい大阪弁護士会の弁護士らの呼び掛けで、大阪市北区の中之島公園から西梅田公園までの約1・5キロを約30分かけて歩いた。
改正案では、難民認定の手続き中は送還されない規定に条件がつけられた。申請は事実上2回に限られ、3回目以降は強制退去の対象となる。
デモには、30年以上の長期政権が続く東アフリカのウガンダから逃れ、難民申請中の男性(36)も参加。入管での収容を一時的に解かれる「仮放免」が12年間続く。ウガンダでは長期政権に反対する活動をしてきたといい、「送還されると命が危ない、殺される。日本にいたい」と訴えた。【荻野公一】