札幌市円山動物園(札幌市中央区)で、2013年からオスとして飼育されていたオニオオハシの「トト」が、メスだったことが分かった。同動物園が発表した。
オニオオハシは南米の熱帯雨林に生息する鳥で、色鮮やかなくちばしが特徴。同園は13年に業者から、トトとメスの「ポコ」の2羽をつがいとして購入した。
16年以降、2羽の巣では毎年産卵を確認していたが、すべて無精卵だった。昨年、巣内を撮影したところ、トトが産卵している可能性が高まり、北海道大や他の動物園の協力でDNAを検査して、トトがメスだと判明した。
同園によると、オニオオハシは、オスの方が体やくちばしが大きいとされるが、外見から雌雄を判別するのは難しい。2羽には求愛行動も確認されていた。
同園は2羽の展示を続けるが、繁殖のため、一方を他の動物園のオスと交換することも検討している。