県職員ら39人が送別会 会食「少人数」呼びかけ中 鹿児島

鹿児島県が新型コロナウイルス感染防止策として「少人数、短時間」の会食を呼びかける中、部長を含む県職員ら39人が3月下旬、鹿児島市内で送別会を開いていたことが7日、県への取材で判明した。県人事課は「趣旨が徹底されていなかった」と陳謝した。
人事課によると、送別会は3月26日午後6時半から2時間半、鹿児島市のホテルで開かれた。県側の呼びかけがきっかけで、当時の県PR・観光戦略部長や県観光課長ら29人と県観光連盟の10人が参加。会場は200人収容できる広さで、入場時に検温した。テーブルはアクリル板で仕切られ、料理は1人ずつ運ばれた。参加者の席の移動はなかったという。
政府の有識者会議は会食について、参加者を「いつも近くにいる4人まで」とし、食事の際も深酒や大声を避けて短時間で済ませる他、会話時のマスク着用を求めている。塩田康一知事も3月の記者会見で「4人以下が目安」と述べていた。塩田知事は「県民のみなさまにご不快な思いをさせ、誠に申し訳なく思う。改めて職員に対し、感染防止対策を具体的に示し、徹底を図っていく」とコメントした。
6日時点で県の新型コロナウイルス感染者は1870人、死者は28人に上っている。【宗岡敬介】