名古屋入管スリランカ人死亡 支援団体が遺品公開「報告足りない」

名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人女性(当時33歳)が死亡した問題で、女性の支援団体「START」や弁護士らが9日、名古屋市内で記者会見し、法務省の中間報告について「1カ月で死因が明らかにならないのは不可解」などと批判した。
法務省が9日に発表した女性死亡に関する中間報告について、女性の母親の代理人として真相究明を求めてきたスリランカ人女性(33)は「真実を知りたい。1カ月かけてこの報告では足りない」と訴えた。STARTの松井保憲顧問も「事実と乖離(かいり)した報告書で恣意(しい)的だ」と指摘し、引き続き真相究明を求めていく考えを示した。
また、STARTは女性の洋服やノートなどの遺品を公開。松井顧問は「遺品を見ると、私たちが面会を始めたころの女性の笑顔を思い出した。亡くなったのはいまだに信じられない」と述べた。【道永竜命】