自民党の二階俊博幹事長は15日、TBSのCS番組収録で、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中での東京五輪・パラリンピック開催について「これ以上とても無理だという時はスパッととやめないといけない」と発言した。その後、文書で「何が何でも開催するかと問われれば、それは違うという意味で発言した」と釈明した。
変異株による新型コロナウイルスの新規感染者は大阪府で連日1000人を超え、東京でも15日に729人を数えるなど、感染再拡大のペースが上がっている。二階氏は、番組の収録で「五輪でたくさん感染症をまん延させたら何のための五輪か分からない。それはその時の判断でよろしいじゃないでしょうか」と語った一方で、五輪開催は「大きなチャンスということで成功させたい」と開催には現時点では前向きな姿勢を強調。その上で「国民の皆さんの同意を得て盛り上げていくということが、日本にとって大事なこと。そのためにいろいろな諸準備、なすべきテーマがあります。ひとつひとつ解決していくことが必要です」とも述べていた。
だが、この発言の意図について二階氏は文書で説明し、「自民党として安全、安心な大会の開催に向け、しっかり支えていくことに変わりはない」などと記した。