空き巣疑いの男を追送検 現場に吸い殻「心落ち着かせる」

神奈川県警は21日、空き巣に入り現金などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで、神奈川県小田原市、トラック運転手丸子哲也容疑者(43)を追送検した。県警によると、県内でこれまでに容疑者による計188件の窃盗被害を確認。多くの現場周辺に残されたたばこの吸い殻から、捜査員から「セブンスターの男」と呼ばれていた。
追送検容疑は昨年10月14日、同県秦野市の女性宅に侵入し、現金5300円とブローチなど計3点を盗んだ疑い。
県警によると、丸子容疑者は容疑を認め、吸い殻について「(盗みに入るのは)緊張するので、たばこを吸って心を落ち着かせようとした」と話している。