25日投開票された参院広島選挙区再選挙で、毎日新聞社は投票締め切り前に、野党統一候補の宮口治子氏(45)と自民党の西田英範氏(39)がそれぞれ当選確実になったとする予定稿2本を自社のホームページ(HP)上に掲載した。同社は26日付朝刊紙面やHP上で「投票時間中に報道機関としてあってはならないことであり、読者、関係者の皆さまにおわびします」と謝罪した。
同社によると、掲載されたのは、当選者が決まった段階で速報するために準備していた予定稿。担当者が操作を誤り、投票が締め切られる前の同日午後7時23分から数分間、HPに掲載された。
同選挙では宮口氏が西田氏ら5人を破り、初当選した。
[時事通信社]