東京都の小池百合子知事(68)は7日の定例会見で、5月末まで延長される見通しとなった新型コロナ対策の緊急事態宣言について「変異株の感染力が強いだけに今抑え込む必要がある。いい結果が出ていれば、(宣言期限を)前倒しすることも可能だ」と、感染状況次第では早期解除を検討する可能性を示唆した。
小池氏は、宣言解除を検討する目安については「色んな指標がある。専門家の方々の意見を伺いながら見ていく必要がある」と述べるにとどめ、「また延長かという人もいると思います。心苦しいところですがご協力いただきたい」と呼び掛けた。
都は6日、専門家を交え感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。
同会議に出席した専門家からは「流行の主体が感染力の強い変異株N501Yに急速に置き換わりつつある。第3波を超える急激な感染拡大が危惧される」との厳しい見方が示されたことも踏まえ、都は政府に対して今月31日までの緊急事態宣言延長を要請した。