空き家の庭、土の中から新生児の遺体 死後数日か 長野

4日午後4時50分ごろ、長野県東御市新張の空き家で、庭の手入れをしていた男性から「土の中に赤ん坊らしきものがある」と110番通報があった。駆けつけた県警上田署員が土の中から新生児の遺体を見つけた。発見時、遺体の一部が外に出ていた状態だったという。同署などが死体遺棄事件として捜査している。
県警によると、遺体は生後1カ月未満の女児で、へその緒は付いておらず、死後数日ほど経過していた。目立った外傷はなかった。同署が死因や身元を調べている。
現場は、しなの鉄道滋野駅から北に3キロで、畑や民家が点在している。現場に立てられたテントを捜査員が出入りし、近隣住民は不安そうに見守った。
空き家の近くに住む男性は「20年以上空き家で、人が出入りしている様子も見たことがない。いったい誰がこんなことをしたのか」と話した。
別の近隣住民の男性は、遺体を見つけた男性から「赤ちゃんの足らしいものがある。一緒に見てほしい」と相談され、警察に通報するよう促したという。「こんなにのどかな場所で事件が起きるなんて」と驚いた様子だった。【皆川真仁、坂根真理】