ピーチ機“マスク拒否男”が飲食店で仲裁に入った客に暴行し再逮捕

「何度もマスクをするよう説得しているのですが、拒否されました」(捜査関係者)

今年4月、千葉県館山市の飲食店で駆け付けた警察官を殴って現行犯逮捕され、公務執行妨害罪で起訴された無職の奥野淳也容疑者(34)が6日、県警館山署に再逮捕された。

昨年9月にピーチ・アビエーション機内でマスク着用をめぐって騒動を起こした「マスク拒否男」だ。店の業務を妨害した上、客にケガを負わせたとして、威力業務妨害と傷害の疑い。

4月10日昼前、女性店員が、入ってきた奥野容疑者に「マスクをして下さい」と手渡すと、「オレはマスクしねえ」と投げ捨て、「早く天丼出せ、出せ、出せ」と怒鳴りながら顔を10センチほどまで近づけ、執拗に詰め寄った。女性は恐怖のあまり後ずさりし、転倒。経営者が「出ていってください」と言うと、「客に対して何言うとんや、ボケ」と激高。

当時、店内には15人ほどの客がいたが、奥野容疑者は仲裁に入った男性客(64)と、奥野容疑者を店外に出そうとした男性客(37)に「何をするんだ」と逆上し、顔面をブン殴り、5人の警官に取り押さえられた。

調べに対し、「何も言うことはありません」と話しているという。

被害に遭った飲食店の経営者(52)は怒りが収まらない。

「コロナで飲食全体が大変な中、こういう行為は許せません。男が暴れた時に壁に穴が開いたので、法的手段に出ます。看板に傷が付くのが怖いから泣き寝入りする店も多いのですが、黙っているつもりはありません。従業員はやっと復帰できましたが、精神的に不安定で、いまだに怯えています」

奥野容疑者はこれまでもSNSなどで「私自身はマスクの着用は健康上の理由で困難」と主張していたが、着用している映像が防犯カメラにとらえられたり、普段からマスクをして出掛けていることもあった。

ピーチ機内でトラブルを起こして今年1月に逮捕された際も、前回の逮捕時もマスク着用を拒否。迷惑極まりない。